【学生時代】

幼少期からとってもおませな女の子で、物心ついた頃からヒールの靴に興味があり、学生時代からヒールがある靴を好んで履いていました。

当時、おしゃれは我慢という風潮があり、私もおしゃれの為ならと、痛みを我慢してヒールの高い靴を履き続けていました。

そんなある日、歩けなくなるくらいの激痛が走りました。

足を見てみると、足裏に大きな魚の目ができていたのです。

初めの頃はすぐに治っていたのですが、次第に繰り返しできるようになり、気づいた時には、両親指が外反母趾になっていました。

何もしていなくても骨がズキズキ痛むようになり、長時間歩けない日々が続きました。

当時皮膚科の先生に、合わない靴を履いていたのが原因と指摘され、インソールや自分に合う靴を捜し回りました。

この頃から、足だけでなく、体の仕組みに興味を持つようになりました。

私は、思うように歩けない日々が続き、肉体的にも精神的にもとても辛い思いをしました。

目に見えない痛みは、同じ痛みを抱えた人にしか中々理解してもらえなかったからです。

勉強していくうちに、私と同じ苦しみを抱えている人の役に立ちたいという思いが、日に日に強くなりました。

その結果、身体的・精神的な症状を癒す、セラピストの仕事に就きました。

 

【セラピスト時代】

私自身、足の問題だけでなく、この頃には腰痛、肩こり、片頭痛、ひざ痛、肋間神経痛など、様々な症状が出ていました。

その結果、似たような症状があるお客様には、「痒いところに手が届く」と、喜んでもらえることが増え、とても嬉しかったです。

施術後、「楽になった」「やってもらってよかった」「またお願いね」とお言葉を頂けると、大変やりがいを感じ、日々励みになりました。

更に、いろんなお客様の対応ができるように、トリートメントだけでなく、整体や足つぼ、テーピングなど様々な手法を学びました。

大体のリピーター様は、繰り返し同じ箇所の不調を訴えらます。

施術後は楽になっても、早い方で2、3日後にはまた不調を感じて来店されます。

そして次第に、施術をすることが癖になっていくお客様をみて、違和感を感じるようになりました。

自分がやっていることが、果たして本当にお客様のためになっているのか疑問でした。

この頃から、セラピストとしての限界を感じ、新たな道を模索し始めるようになりました。

 

【ゆるかかと歩きとの出会い】

きっかけはYouTubeの動画です。

私は、学生時代からずっと外反母趾に悩まされ続けてきました。

誰に聞いても納得する答えを得られず、手術を勧められ悩んだこともあります。

母も祖母も外反母趾になっていて、遺伝だから治らないと言われ諦めてもいました。

その外反母趾が、動画では手術をしなくても改善可能と言っていたのです。

これはもう最後の頼みの綱だと思い、セミナーを受講しました。

実際にゆるかかと歩きを実践してみると、今まで自分の歩き方がどれだけ体に負担をかける歩き方をしていたのかを痛感しました。

数時間の練習をしただけでも、立ち姿勢、足の軽さが驚くほど変わりました。

このゆるかかと歩きを毎日実践したら、本当に足の悩みが改善するなと、希望を感じました。

そしてこの事実を、私と同じように悩んでいる多くの方にも知ってほしいと思い、インストラクターになり現在に至ります。

 

【ご挨拶】

私はゆるかかと歩きに出会うまでに35年もかかりました。

もっと早くに出会っていれば、ここまで外反母趾が進行することはなかっただろうと思います。

皆さんには私のようになってほしくないと思い、ゆるかかと歩きを指導できるサロンを作りました。

長年足のトラブルで悩まれている方に。

根本から改善できる、最善の方法として「ゆるかかと歩き」を推奨いたします。

一日でも早く、足の悩みから解放されるよう、お一人お一人と丁寧に向き合っていくことをお約束します。

一緒に足の健康を手に入れましょう。